2009-07-1
そうそう、今週の日曜日は、
カフェスローOSAKAでイベントがあります。
京都の京町家で豆屋を営む楽天堂さんが、いらっしゃって豆のお話をしてくださいます。
おすすめですよ。
(
http://slowspace.blog.shinobi.jp/Entry/286/)
さて、本題。
スローなお話会は、普段ちょっと気になっている環境問題から話題を一つ選んで、ていねいにお話しする会です。
みなさんにゆったりとした時間を過ごしていただくことが一番の目的です。
毎回独立した話題を取り上げて、できるだけわかりやすくご説明しますので、お話会に初めて参加される方や予備知識のない方でも大丈夫です。
参加者は、発言を求められることはありません。
お一人様の参加も大歓迎です。
2月から月に一回のペースで開催しているお話会も、六回目になりました。
今回は、身近なのになぜか難しい気がする「エネルギー」について、考えていきます。
太陽光発電ってなんかよさそうだけど・・・。
原子力は環境にいって聞くけど、怖いという人もいる。どっちなんだろう。
石油がなくなるってこどもの頃に聞いたけど、なぜなくならないの?
などなど、気になっている問題、いろいろとあるはずです。
ああ、エネルギーってこういうものなのか、難しくないんだって思ってもらえるように、基本的なことから解説していきます。
家に帰って、電気料金の請求書をすみずみまで読めるようになったらいいですね。
そうそう、第6回は「ちょっと遅めのキャンドルナイト」です。
ろうそくの灯りを楽しみながら、お話会の時間をお過ごしください。
日時:7月16日19時過ぎから(18時半受け付け開始)~21時頃まで
講師:坂田裕輔
場所:カフェスローOSAKA
連絡先:こちらからお願いします。
料金:1000円(前日までに予約の方は800円。条件付きで学割あり)
+ワンドリンク(オーガニック&ナチュラル)
食事:850円。(数が限られているので予約が確実です)
(畑のハンバーグプレート、大地の恵みプレート、いろどりカレー(または豆乳シチュー)プレートからお選び下さい)
カフェスローOSAKAについて:http://slowspace.blog.shinobi.jp/
(大阪市淀川区十三元今里2ー5ー17)
学割制度について:http://www.ecofirm.com/n/archives/509
(条件:禁煙+マイボトル宣言にサインしてくれた人)
主催:むつき工房
(http://www.slowlist.org/slowtalk/concept/)
Mixiにお話会コミュあります
(http://mixi.jp/view_community.pl?id=3295720)
Tags: お話会
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2009-06-30
講義で学生にレポートを課した。
1割ぐらいの学生が、レポートの要件に満たないレポートを提出してくる。
今回は、「企業が公害を出した事例を一つ選び、その解決方法を経済学的手法にあてはめて検討し、当否を考えよ」という感じのもの。(詳しくは、こちらをどうぞ)
たったこれだけのレポートなのに、なぜか環境問題の事例を5個ぐらい列挙してくる学生や、環境問題(たとえば水俣病)について、発生原因・対策・その後の裁判の経過などを延々と書いてくる学生がいる。
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Tags: 講義
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2009-06-22
エリザベス・ロイト(訳:酒井泰介)『追跡!私の「ごみ」』NHK出版、2009年
(Elizabeth Royte “Garbage Land: On the Secret Trail of Trash”)
家庭から出るごみの行方をていねいに追いかけたドキュメンタリー。
下水まで含まれているのが、日本ではあまり例がない。そもそも、日本で下水の話を研究者が調査・研究しているのか少々疑問に思う。
本書は、ごみ処理の世界の暗部にも少しだけふれ、リサイクルの非経済性も紹介しながら、「リサイクルなんてやめてしまえ!」という結論にはなっていない。
著者は、この調査と平行して、自宅のごみを細分別して重量を量るという試みや、コンポストを作ったりしている。
こういった一連の活動の中で、以前なら見向きもしなかった海岸清掃にも参加した。
「環境的市民性」という観点を使って、一見むだかもしれない日々の取り組みの意義を説明する。
同時に、五年や一〇年ではなく、もっと長期の視点を持つべきだと指摘する。
現状を批判することが「知っている」ことの証と勘違いしてしまって、辛口でさめたコメントがもてはやされるが、そういう不十分な現実を知って、なお前に進もうとする意思こそがだいじだと、本書を読んでいて、気づかされる。
なにより、ごみ処理の問題は、はじまったばかりだ。
様々な技術や政策が実験され、何が生き残るか試さなければ、これからの方向性を決めることなんてできない。
「完璧なものが出来上がってから、実際に導入すればいい」というと賢そうだが、まともな工学者なら、実験室での実験が現場でいかに役に立たないか、現場での経験がどれだけ貴重な「実験」か、よく分かっていると思う。
以下、おもしろかった記述の一部を紹介しておく。
p.24 アリゾナ大学のごみプロジェクトが提唱したパーキンソンのごみの法則
ごみは、その収容容器や場所がいっぱいになるまで増えるものだ
p.55
サウスカロライナ州で最も貧しいリー郡では、年間予算の五分の一を、ごみ処理会社アライド・ウェイスト社から受け取っている。ミシガン州のサンプター郡区は、カナダのトロントのごみを引き受けて、歳入の半分を得ている。
p.104 焼却の安全性について
おそらく、そういった数字データはもはや問題ではなさそうだ。この十年間、地域の反対や連邦および州の規制強化の結果、ごみ焼却発電施設の維持および新設は、非常に高くつくようになっている。一日にわずか千トンのごみを処理する施設を建設するのにさえ一億二千万ドルもの費用がかかるのである。実際、アメリカ国内では九六年以来、ごみ焼却発電所は新設されていない。
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2009-06-21

Ishigaki090618Street
今週は、学生の引率で石垣島に行ってきた。近畿大学経済学部の総合経済政策学科で開講している「フィールドワーク」という講義の一環だ。
フィールドワークは、学生が調査の企画をして、調査対象者に質問の予約をとって、現地で実際に調査するという講義だ。
僕たち教員は、それに適宜アドバイスを与えながら、全体のスケジュールを練り、宿や移動手段の確保など、細々とした準備を行う。
屋久島、奄美大島、別府市、松山市周辺と続けてきた調査も今年で5年目になる。
「経済学部でのフィールドワーク」というあまり見ない企画に、開始当時はすべて手探りだったが、5年の間に、講義自体の内容もかなり整備されてきた。
何度も繰り返すうちに、現地調査のライブ感というか、臨機応変な対応が、功を奏すことが多いことが分かってきた。
自分自身が行う調査は行き当たりばったりななことが多いが、学生を連れて行くとなると、ついスケジュールをかっちりと事前に決めてしまいたくなる。
けれども、やっぱり現地に行ってみないと何が重要か分からないということも多い。
充実したプログラムを用意しながらも、臨機応変に動ける余裕をいかにもたせるかが、工夫のしどころだということが少しずつ分かってきた。
なにより、行く先々で心強い協力者が現れ、それまで分からなかった話や、諦めていた調査先を紹介してくれる。
スケジュールが固まっていると、「それはまた次回に・・・」と言ってしまいたくなるが、そういう縁こそが、調査では大切だ。
数珠つなぎのように、つながる縁を辿りながら、問題に迫っていく。
これこそがフィールドワークの醍醐味だろう。
僕はフィールドワークというものは、経済学部の学生に限らず、経済学者にとっては非常に重要だと思っている。
僕たちが学んでいる経済学というのは、実社会に対する研究だ。
論文や講義で実社会のことにふれる必要はないが、大きなところでどのようにつながっているのかの接点を、肌感覚として持っているかどうかは、学ぶとき、研究するときの大きな指針になるはずだ。
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Tags: 南の島, 講義
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2009-06-14
2005年に出版した拙著「ごみの環境経済学」の在庫が少なくなってきています。
この間、2刷まで印刷して、少し誤字脱字を訂正した3刷を出したいなと思っていたのですが、それはなかなか難しいということでした。
それでも、ぼちぼち売れ続けているようで、絶版にはして欲しくないなと思っていたところ、出版社の方から「改訂増補版」を出しましょうというありがたいご提案をいただきました。
今のところは、9月発行を目指して、がんばる予定です。
ぼちぼちとここで、改定作業について、お知らせしていく予定です。
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2009-06-1
みなさん、こんにちは
カフェスローOSAKAで開催している、「スローなお話会」のお知らせです。
スローなお話会は、普段ちょっと気になっていることを、ていねいにお話しする会です。
参加者は、発言を求められることはありませんので、メモをとったりせずに、ゆったりとお聞き下さい。
お話会は、各回独立していますので、初めての方も予備知識のない方もどうぞご参加ください。
お一人様の参加も大歓迎です。
2月から月に一回のペースで開催しているお話会も、五回目になりました。
今回は、何かと世間を騒がせている「地球温暖化」の現状を、持続可能性という観点から考えていきます。
地球温暖化、誰もが気になっている問題なのですが、自信を持って語るのはちょっとためらってしまいます。
温暖化対策に反対する意見もいろいろとあって、人に説明できるレベルになるのはちょっとむずかしい。
僕たちの暮らしを次の世代に伝えていけるかどうかが、温暖化でも大切なポイントです。
温暖化は大きな問題ですが、僕たちの日々の営みとどう関わるのかと考えることで、大事な話とそうでない話を見分けることができます。
今回は、一時間ちょっとのお話を聞くことで、温暖化について、ちょっと自信を持ってまわりに伝えることができるようになると思います。
日時:6月11日19時過ぎから(18時半受け付け開始)〜21時頃まで
講師:坂田裕輔
場所:カフェスローOSAKA
連絡先:こちらからお申し込みください
料金:1000円(予約の方は800円。条件付きで学割あり)
+ワンドリンク(オーガニック&ナチュラル)
食事:850円。(数が限られているので予約が確実です)
(畑のハンバーグプレート、大地の恵みプレート、いろどりカレー(または豆乳シチュー)プレートからお選び下さい)
カフェスローOSAKAについて:http://slowspace.blog.shinobi.jp/
(大阪市淀川区十三元今里2ー5ー17)
学割制度について:http://www.ecofirm.com/n/archives/509
(条件:禁煙+マイボトル宣言にサインしてくれた人向け)
主催:暮らしをいとなむ研究所
(http://www.slowlist.org/slowtalk/concept/)
Mixiにお話会コミュあります
(http://mixi.jp/view_community.pl?id=3295720)
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2009-05-30
先日、学生の引率で大阪市の漁協で環境プロジェクトを実施している方に話を聞かせていただきました。
そこで出てきたのが、「最近、淀川も大阪湾もすごくきれいになってきた。でも、魚はすごく減った。きれいな海とゆたかな海っていうのは違うってことやろうね」という言葉だった。
1960年代には、海の色は赤茶色で赤潮の一歩手前のような状態。
透明度も当然低く、2メートル先は見えなかった。
それでも、魚はいくらでもいた。
当時と今と、漁獲量はそれほど変わらないんだけど、中身が全然違う。
当時はほんの少し沖に出てちょっと漁をすればじゅうぶんだったが、今はハイテク機器をめいいっぱい使って、何とか同じ量を取っている。
この間に、どうやら、富栄養の海から、貧栄養の海になってしまった気がする。
話を聞いているうちに、子どもの頃持っていた、金魚の水槽のことが頭に浮かんできた。
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Tags: 調査
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2009-05-22
経済学者として、温暖化の科学的要因は、統計的に見るしか判断できないので、ちょっと歯がゆい思いをすることもあります。
そんな中で、その道の専門家がコンピュータモデルを使ってシミュレーションして、結果を発表してくれるのは、心強いです。
下記についても、近々、専門の論文をちゃんと見てみようとは思うのですが、とりあえずは、自分用のメモ代わりに、記録しておきます。
以下の記事は、太陽の活動の大小(宇宙線の量)と気象の関係を分析したものです。
太陽の黒点も宇宙線の量に影響を与えるはずなので、たぶん、太陽黒点説に対する反証になりそうです。
太陽活動の変化は地球の気象に影響を与えるのか? カーネギー大が検証 – Technobahn.
ちなみに同サイトでは、地球科学の専門家に対するアンケート結果も紹介されています。
地球科学の専門の研究者の82%が、1800年代地球規模の気温上昇が続いていて、それは人間の活動が主な原因だということを認めているようです。
気象学者に否定的な見解が多いのが興味深いところですが、気象の専門家だけに慎重なのかも知れません。
それともう一つ、1800年代以降としたところが問題で、1700年代の後半は地球がかなり寒い時期なので、1800年代の前半辺りの気温上昇は自然現象の可能性があります。
その辺が、気象学者に否定的な見解が多い理由なのかなとも思えます。
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2009-05-15
カフェスローOSAKAで実施している、今年度の「スローなお話会」は今日で4回目になった。
今日は参加者が9名と少なかったのが気にかかるのだが、みんな忙しいのだろうか。
告知をやり過ぎて人が多くなりすぎてもどうかと思うので、遠慮している部分もあるのだけれど、もう少し人が増えて欲しいところ。
できれば、最低で15名程度は来ていただきたい。
参加者を増やすために、何ができるだろうか?
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Tags: お話会
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2009-05-7
ふとしたことから、「エコラ」=ecolorという、フェリシモのエコ系ブランドのことを知りました。
おもわず、うまい!とうなってしまったので、ぜひカタログをもらおうと思って調べると、ネットのみのブランドのようでした。
最初は「しょぼいな」と感じたのですが、カタログもごみになるからという発想なんでしょうね、きっと。
確かに、通販カタログって99%の情報が不要なものだから、いさぎよくネットのみというのもありでしょう。
さてこのブランド、(電気を使わない)生ごみのたい肥化キットを売っていたり、水を浄化するエコ洗剤を販売していたりと、エコグッズがずらりと並んでいて、かなりおもしろいです。
なかでも、おもしろいのが、「ガーゼティッシュ」。
20cm四方のガーゼでできたハンカチなのですが、これを10枚セットで販売することで、ティッシュ代わりに使おうという提案です。
なんとなく、「ティッシュを使うのをやめよう」といわれると、「どうしたらいいの?」って思いますが、「紙ティッシュの代わりに布ティッシュを」なら、「なるほど、やってみようかな」と思えるかも知れません。
そもそも、ティッシュって、ちょっと口を拭くためだけに使ったりして、なんだかもったいないですしね。
洗濯の時にほかのものと一緒に洗濯機で洗ってしまえば、手間もほとんど増えません。
こういう、ちょっとした工夫で、エコな行動というのは、効果がすごく高いもの。
どんどん進めていきたいところです。
Tags: ごみ
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