暗記にはAnkiがおすすめ
語学学習に限らないけれど、勉強にはやっぱり暗記はつきものだ。最低限の知識を暗記してから学習をすすめると後が早い。例えば英語だとまずは文字を覚える。その他に単純な文をいくつか覚えておく。例えば、This is a pen., I love you.などだ。こうすると、他のものを覚えるときに飛躍的に理解が深まる。
学習を始めるときに何を覚えるべきかの見極めが難しいので、よいテキスト、教材を選ぶことが大切だ。
おすすめ教材
DiQtというツールを開発されている相川真司さんが、レベル別の単語・文法集を公開してくださっている。
元データは「新しい日本の英語教育のための汎用枠」と題されたCEFR-Jという英語教育用のフレームワークだ。
相川氏は、CEFR-Jが公開している単語集・文法集に、単語の日本語訳や例文とその訳を追加してくださっている。単語集そのものはCEFR-Jで公開されているのだが、適切な例文を作成するだけでもかなりの労力だと思う。これを公開してくださるなんて、本当にありがたい。ありがとうございます。
Ankiを使って問題集をつくる
ダウンロードしたデータにはさまざまな情報が含まれているので、Anki用のデッキもいろいろと作れる。
単純に単語と意味を並べたものでもいいし、例文を考えるものでもいい。
今回は、単語集と例文を使って、穴埋め問題を作った。この問題は、例文の一部が欠けていて、そこに入る単語の日本語訳が表示される。 そして、
CEFR-J
ChatGPTでの処理方法
# 英単語穴埋め問題生成手順 ## 概要 この手順では、指定された単語リストと例文をもとに、英単語穴埋め問題を自動生成します。 他の単語リストでも使用できるように、柔軟性を持たせた処理を行います。 --- ## 必要なデータ形式 Excelファイル形式で以下のカラムが含まれている必要があります: - **headword**:単語の基本形(動詞・名詞・形容詞など) - **example_sentence**:その単語を含む例文 - **pos**:品詞情報(名詞、動詞、形容詞、など) --- ## 自動生成手順 ### 1. ファイルの読み込み - 指定されたExcelファイルから対象シートを読み込みます。 - デフォルトではシート名 **「A2単語穴埋め」** を指定します。 ### 2. 変化形リストの生成 - 単語の変化形を自動生成します。 - 動詞:過去形、現在分詞、三単現の s 形 - 名詞:複数形 - 形容詞:比較級、最上級 - その他:大文字化、ハイフン→スペース変換 - スラッシュで区切られた単語(英米表記差)にも対応します。 ### 3. 例文から穴埋め問題を生成 - **例文中の該当単語を "(?)" に置換**します。 - チェックとして、**生成した問題文に"(?)"が含まれているかどうか**を判定します。 ### 4. 失敗時の再処理 - 問題文が作成できない場合: 1. **単語変化形を再精査**して再生成を試みます。 2. **例文を自動生成**し、それを元に問題文を作成します。 3. それでも失敗した場合は、チェック列に "❌" を入れ、リストに記録します。 ### 5. 出力データ形式 - 問題が作成できた場合: - **問題列**:穴埋め形式の文 - **例文列**:元の例文 - **チェック列**:問題が正常に作成できた場合は "⭕"、失敗した場合は "❌" - 問題が作成できなかった場合: - **未生成リスト**としてチャットに表示 --- ## 特殊ケース対応 - **英米表記** (e.g., **center/centre**, **apologize/apologise**) に対応 - **ハイフンとスペースの相互変換** (e.g., **left-hand** → **left hand**) - **大文字・小文字判定**を無視して比較 --- ## 注意点 - 特定の単語(**cent, comparative, plural, unit, verb**)は処理対象から除外します。 - 問題文と例文の入れ替えは、**新たに生成した例文が正しい場合のみ**行います。 --- ## 実行方法 - データを含むExcelファイルをアップロードし、指定のシート名を設定してください。 - 自動生成の結果として、修正済みExcelファイルと未生成リストが出力されます。 ## 活用例 - 英単語学習アプリや教材作成に最適 - 中学・高校英語の問題集生成にも対応可能 --- ## お問い合わせ 何か不明点がありましたら、お気軽にご連絡ください。