Tidyverseのインストールでエラーが出るときの対応

Tidyverseがインストールできない!

ちょっと事情があって、Rのバージョンをあげたら、ライブラリをインストールしなおしになった。 3.4から3.6だからしょうがないのかもしれない。

Ubuntu(wsl)のせいか、r-coreのインストールにも苦労したけれど、それ以上にTidyverseのインストールに苦労した。

パッケージが動かないだけなら、別の分析手法を使うとかなんとかできたのだけれど、Tidyverseが動かなくなると、もはやお手上げだ。

Warning in install.packages :
  installation of package ‘xml2’ had non-zero exit status
Warning in install.packages :
  installation of package ‘rvest’ had non-zero exit status
Warning in install.packages :
  installation of package ‘tidyverse’ had non-zero exit status

インストールがこんなエラーで止まってしまう。

ググってみると、libcurl4-openssl-dev libssl-dev libxml2-devをインストールすればよい、的な回答ばかりだった。 実際にやってみると、これらはインストール済みで、最新版が入っていた。

なんだろうと思い、rstudio-serverの出力をみると、どうもロックファイルの移動に失敗しているらしい。

正直、なんのためにロックファイルを作成してそれを最終的に移動しているのか分からないのだが、とりあえず該当しそうなディレクトリをまとめて書き込み可能にしてみた。

結果はやはりエラーのまま。

移動すると言っているロックファイルが表示されている場所に存在していない。

別のエラーでパッケージのコンパイルに失敗しているのに、こんなエラーが出ているだけなのかもしれない。

解決方法

ロックファイル関連でなにかできないかと調べてみたところ、ロックファイルを作成しないというオプションが存在した。

こうだ。

install.packages("tidyverse", INSTALL_opts = '--no-lock')

これはうまくいった!

ネットにある回答は、どこかで最初に書かれたものをたいして検証もせずにコピペしているだけなのだろう。 実際、自分では問題に直面していないのに、「たぶん、こうでしょ」という感じで回答するから、こうなる。

調べた回答を試してだめなときは、ちょっと腹が立つ。 けれども、多くの問題は通りいっぺんの回答で解決できるのだから、そんな答えでも素早くもらえると助かるときは多い。

そんなわけで、的確な回答でないケースにあたってしまったが、今回はぶじ解決できたのでとりあえずよかった。

分析に戻ろうっと。

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