ウェアラブルデバイス未来予測

iPadProとか、Galaxy Note9、Huaweiのスマホ、Apple Watchなどなど、新しいデバイスが出てきて、物欲が刺激される。
ただ、これほしい!となっても実際に購入には至らず、2年前のスマホ(Huawei P9)を使い続けている。

どうも、デバイスを変えても、生活に変化があるように思えない。いろいろと新しい機能はあるけれど、それって今のでもできるよね?的な感じ。
顔認証は便利そうだけど指紋認証で別に困らないし、カメラ性能がアップしたと言っても、今のでそんなに不満はない。
2年使ったから、そろそろ買い替えたいなあとは思うものの、「変えないと困る」というほどではない。

どういうものが僕らの生活を変えるのか、というとそれはちょっとわからない。おそらく、どこかの天才によるひらめきで、今までになかった提案がもたらすのだろう。

そんな半分諦めに似た気持ちはあるのだが、いちおう、これから先のウェアラブルデバイスについて考えてみたい。

まず、過去を振り返ろう。1970年代と現在では、ウェアラブルデバイスは大きく変わっている。この間、ウォークマンの発売を契機に、ポケベル、ケータイ、スマホとデバイスは進化してきている。
それ以前には、スピーカーと片耳につけるイヤホンがついているポータブルラジオがせいぜいだった。
ウォークマン以降は、自宅とあまり変わらない音を持ち運ぶことができるようになった。

電話もそうだ。

カメラも大きな一眼レフか、コンパクトカメラのかなりの部分がスマホで置き換えられるようになった。
もともとが、素人が撮る写真だ。大半がピンぼけだったり、後で見ると何が撮りたかったのかよくわからないものだ。
多少レンズが小さくなっても、まあ、これで十分と言えるものになってしまっている。

テレビはどうなのだろうか。
筆者は出先でテレビは見ないし、スマホで動画も見ない。
ただし、タブレットで動画は見る。
むしろ、自宅でもタブレットで動画を見てしまって、テレビの出番が全然なくなっている。

未来のデバイス

これから大きく変わるのはどのへんなのだろうか。

まず、VRゴーグルが販売され始めている。
あれはものすごい技術だと思うが、どの程度普及するのだろうか。
動画を見れば確かにすごいけれど、VRゴーグルで動画を見る=動画に集中するということだ。
集中して動画を見ている人は世の中にどのくらいいるのだろうか。
作業の傍ら流しっぱなしの人、動画を見てはいるけど、おやつを食べるなど、途中他の何かをする人も多いだろう。
そうすると、それへの集中を強いるVRゴーグルは、日常には浸透しない。

イヤホンはといえば、両耳ワイヤレスが普及し始めている。これはとても有望だと思う。
これに、体温発電の技術が組み合わされば、ほとんどつけっぱなしでいられる。
イヤホンをつけっぱなしでいられるようになると、さまざまな可能性がひらけてくる。

まずは通知系の役割だ。
入力デバイスが取得した情報を活用したさまざまな情報を通知できるようになる。
音声だけではなく、バイブレーションによる通知が組み合わされれば、最強だろう。

入力デバイスはどうか。
入力と言ってもいろいろなものがある。
スマホを使った、電波経由のもの、周辺環境、自分の体などだ。
周辺環境のセンサーは、ウェアラブルになっていく可能性が高い。特に、メガネなどにカメラなどを仕込む方法はもうすぐ普通になるだろう。

体に関するセンサーも、さまざまなものが考えられる。今は腕時計型デバイスが主流だが、いずれは体内に埋め込む型が主流になるだろう。

電波経由のものは、どうなるかちょっと見えない。
ディスプレイが使いやすい気もするけれど。。。